このレビューはネタバレを含みます
変なドラマで結構良かった。
舞台演出とキャストにつられてみた。明らかに不穏な穴とそれぞれの人間の自分語りという小さい話の組み合わせ、演劇の変な空気感あった。
1話の中川大志のブチギレまでのシーンであ…
映画とかで聞く「演出が良い」の意味がわからなかったんだけど、こういうことかと衝撃を受けた。
無自覚あるいは認識しきれていなかった感覚をくっきりさせるような言葉が科白の端々にあり、それも快感だった。
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ドラマというよりは、画面越しに舞台、演劇を見ている印象。
回ごとに主演俳優が入れ替わるオムニバス形式。物語の特性上、自分語りをするのだが、
今の自分の姿のままで過去を演じたり、画面越しに語りかけてく…
舞台劇のような劇中劇は、ニコール・キッドマンの「ドッグヴィル」がモチーフかなと思いました。現代が抱える数々の闇と苦痛から逃れるための象徴が穴で、最初は宗教的なものかと思ってましたが、最終話でおもむろ…
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