傑作。
人によってはしんどくなりそうだから観る人を選ぶけれど私は見てよかった。
ストーカー被害にあった男性がなぜ被害にあったかと、その結末までを描いた物語。
ストーカー被害が単純に加害者の一方的なものではなく、狙われるスキは被害者にあったのだけれども、そうなってしまった被害者の心の闇の心理描写が秀逸で抜け出したいのにどうも抜け出せない苦しみがとても共感できる。
俳優の演技にリアリティがありすぎると思ったら実話で本人が主役だったなんて…
結末が全てハッピーエンドにならず主人公の闇が残っているところもリアリティがあるけれど映画にできるまでに昇華できているのは非常によかった。
主人公が幸せになってほしい。