チコパンデブ

ヒーラマンディ:ダイヤの微笑みのチコパンデブのレビュー・感想・評価

3.6
イギリス植民地から革命前夜の時代、藩王を相手にするクラスの超高級娼婦たちの物語

吉原の展示を観たとこなのでよけい感慨深い
いずこの花街も光と影のコントラスト強い…
売春婦とはいえそこまで選ばれしものなら魅力も尋常ではなく、権威だったろなと納得してしまう
ゴージャスな舞台装置ときらびやかな美女はさすがバンサーリー、「美しさが振るう力」の説得力よ…

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※前段、
このバンサーリー監督て方は、インドの黒澤明、バズ・ラーマンなどと称される、映像美のこだわりがヤバい大御所映画監督です。女優、衣装、セット全ておそろしく美しい…!
シナリオにも偏愛してる設定があるようで賛否ありますが、美しすぎて胸焼けがするという珍しい体験ができます。
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ドラマの長尺のおかげか、いつもの映画尺なら悪役としてポンと配置されるのみになりそなマリカ、ファリーダンもドスの効いたかっこよい女になってて良
ビッボの美しさ、芯の強さも良(←パドマーワトで、可憐なばかりでもったいなかった超美人女優!ちょっとディーピカにも似て、でも儚げ)

バンサーリーは「いつもの!」って言って名物メニューが出てくるタイプの監督
超コッテリだけどなんだかんだ好き、うるわしい
眼福ってかなり快楽なの