世を去った命は二度と戻っては来ないけど、
ご遺族にはその後も人生がある
ご遺族に寄り添うのも警察官の仕事なのね
王道と少し外れた警察ドラマだった
命を終えた後も、見も知らぬ誰かが懸命に、自分を家族の元に送り届けようと奔走していたら、それは亡くなった人にも届くのかな
人が亡くなった、その変えようもない事実から始まるお話なのでどうしても寂しさは拭えない気持ちがありましたが、
最後に家族に寄り添う死者と三田さんが通じ合えたような描写には少し救いを感じました
ヨルシカの「忘れてください」が良い
未来のある若いもんにはさせられない、失うもののないおっさんの仕事だって言ってくれる上司と、見守ってくれる先輩、
そしてあんなに本音でぶつかれる同僚(親友)がいるのいいな
小芝風花さんのお芝居には芯の強さ、真っ直ぐさが感じられる気がして当たり役だと思いました