始まった頃はどう進んでいくドラマなのか全く読めなかったが、だんだんと良さが分かり、最終回はめっちゃ泣いた。
百合子の居場所をお母さんに教えてしまった朝子も、追われるリナのために婚姻届や出生届を出さなかった進平兄ちゃんも、誠とリナのことを想って鉄平にリナと一緒になることを進めたお母さんも、朝子との未来より目の前の甥と兄嫁を優先してしまった鉄平も、誰も悪くない。悪いとはとても言えない。
どこにあるかいつ押されるか分からない人生のスイッチが押される時のために、自分の想いや考え、全力で生きた証を遺すことの大切さを感じた。
例えそれが見えるものでなくても、万人に理解してもらえるものでなくても、誰かに伝わるかもしれないし、誰かを救うかもしれない。
