王妃になんかなりたくない！のドラマ情報・感想・評価・動画配信

コソ泥の王瑞秋（ワン･ルイチウ）は、崇王府の結婚式に紛れ込み、お宝を盗もうとするが、ひょんなことから新婦の身代わりとして六（リウ）王と結婚する羽目に。結婚式が終わり、お宝を持って逃げようとするルイチウの前にリウ王が現れる。ルイチウは“珠骨檪（じゅこつれき）”という毒を盛られ12時間に1度、毒消しを飲まなければ苦痛に襲われる体となっていたのだ。しかたなく崇王府で偽装結婚生活が始まるが…

ルイチウは妃殿下として衣装を整えるため、街の衣料品店に行く。店の外に王十三（ワン･シーサン）師匠がいたので、師匠とその弟子に助けを求めようとするが、逆に師匠が盗んだ品を懐に入れられ、窃盗の罪をかぶせられてしまう。ルイチウは腕利きのコソ泥だ。通常なら逃げおおせられるところだが、“珠骨檪（じゅこつれき）”の発作が起きて捕まってしまう。そして殺されそうになったところにリウ王が現れ･･･

ある日、ルイチウが演じる文汶雯（ウェン･ウェンウェン）に密書が届く。そこには「明日、花見の宴席へ向かう途中の“絶情谷（ぜつじょうだに）”でリウ王を暗殺する。必ず王を宴席に出席させよ」との命令が書かれていた。ルイチウは自分がリウ王を暗殺する刺客だと思われていると勘違いし、誤解を解かなければならないと考える。だが師匠は、誤解を解くよりも毒消しを盗んで崇王府から逃げるのが先決だと言う。

川辺で一夜を明かしたリウ王とルイチウの２人が崇王府に戻ると、ルイチウは義母から早く孫が欲しいと言って子宝に恵まれる酒を渡される。そして、師匠からは陰陽急須を渡される。その急須は中が２つに分かれており、片方には媚薬が入った水、もう片方には普通の水が入っている。リウ王が肌身離さず持ってる毒消しを盗むため、媚薬が入っている水を飲ませて、リウ王が自ら服を脱ぐように仕向けるという作戦だったのだが･･･

ある日、リウ王の幼なじみで皇族の世継ぎであるホアン･ウェンジーが崇王府に現れる。彼はルイチウの従妹を名乗る敵の組織が派遣した刺客のウェン･リアンリアンに一目惚れをする。ウェンジーは彼女を口説こうとするが、逆に攻撃されてしまう。だが彼は武術を学び、絶対防御力を身につけているので、攻撃をかわすのはお手のものだ。ウェンジーは攻撃されても、自分にリアンリアンを守る能力を試されていると勘違いする。

ルイチウはリウ王の行動に落胆し、崇王府を飛び出してしまう。すると、なぜかリウ王はルイチウが勝手に自分の元から離れたと腹を立てる。一方、ウェンジーはリアンリアンから婚約を断られてしまい、ひどく落胆している。リウ王がウェンジーにリアンリアンがどこにいるか尋ねると、出ていったと言うので、リウ王はルイチウがリアンリアンに殺されるのではないかと心配になりルイチウを捜しに行く。２人は絶情谷の湖畔にいたが･･･

リウの母親の生誕日に何を贈るのかウェンジーに聞かれたリウ王が、贈り物の内容を発表すると、ウェンジーに平凡すぎると指摘されてしまう。困ったリウ王は、ルイチウに生誕日の宴の料理を作らせると約束する。そして、翌日から家事の一切をルイチウに任せ、使用人に休暇を与えることになった。ルイチウはリアンリアンに手伝ってもらい、食事の用意、洗濯や掃除をするが、２人は家事が苦手で何をやっても失敗ばかりだった。

皇帝を欺いた罪で投獄されたリウ王とルイチウだったが、牢屋の中を自宅のように改造し、快適に暮らしている。そこにウェンジーとリアンリアンが面会にやって来る。そして、釈放してもらうために手助けを申し出るが、リウ王には考えがあり、それを断る。翌日、リウの母親が面会に来ると、息子たちが牢屋の庭で楽しそうに玉遊びをしていた。それを見て感動した母親は、リウが笑顔を取り戻せたのはルイチウのおかげだと感謝する。