原作無視、故に窪田正孝さんの演技力が際立つ作品。
ただ、放送から4年後に観てみるとなかなか面白い発見が。
序盤のクリフハンガーのつなぎや、
最初に出すデスノートのルールをフラグにすることで小出しにわかりやすくするルール説明や、
打ち切りだった場合の脚本もなんとなく想像がつきますし、
あえて炎上を狙ったようなキャスティングなどなど、
なかなか秀逸なマーケティング戦略、脚本だったのではないでしょうか。
ただ、チープなのは否めないし、
ニアを甘くみてしまうライトくんや
突然頭良くなったり悪くなったりするLとライトくんなどなど
脚本にアラは目立ってしまいますね。
原作の頭脳戦には完全に劣ってしまいますが、
毎週楽しむドラマとして観れば
原作知らない人でも、カジュアルに楽しめる内容にはなってるんじゃないかなと思いますし、そこの層を狙った脚本だと感じました。