京城で太子と慶王による皇位争いが激化する中、ドウ・ジャオは幼い頃に母を亡くし、商才もないうえに女癖の悪い夫のいる嫁ぎ先で、病を押して大黒柱として一家の事業を取り仕切っていた。妹と夫の密通現場で母の死因を知り、家を離れることを決意。道中で遭遇した定国軍の少帥・ソン・モーに事情を説明していると、慶王派の軍がやってきて両軍が激突する。何者かの放った矢に、ソン・モーもろとも刺された瞬間、暗闇へと落ちていく。目を覚ますと、過去の記憶を持ったまま、母の生前に戻っていた――話本「昭世録」と過去の記憶を武器として運命に立ち向かいながら、婚姻を疎みつつも、運命を共にしていたソン・モーに惹かれてゆく。
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