先日まで『天下御免』の項目がなかったのですが、山口崇さんが亡くなったため新しく追加されたのですね。
放映開始当時、私は中学一年生。軽快な音楽と歯切れの良い水前寺清子さんのナレーションにワクワクしました。
若き山口崇さんがたいそうな知恵者であり、お調子者でもあり、真面目なドラマと思えない趣向がいろいろありました。
懐かしい。ひたすら懐かしいです。

当時の私は平賀源内と杉田玄白の区別もついていませんでした。
そして平賀源内はこのドラマの通り『天下御免』の破天荒な人物で、痛快な人生を送ったと思い込んでいました。
大人になって図書館勤めでいろいろな文献に接しているうち、才人は才人でも『天下御免』のイメージとは相当にかけ離れた人物だと判明……。

数千年前の古代文明でさえ、様々な遺物が今日に伝わっているのに。
たかだか半世紀前の映像作品がごく一部しか残っていないとは、たいへん残念です。

山口崇さんが亡くなりました。

小学生の時に
毎週楽しみいしていたNHKドラマ。
(クラスで一人だけ観ている男の子がいて
ちょっと話した記憶があるけど
当時は周りでこのドラマを見ている人は少なかった、残念。)

ほぼ残っていないとのことで
再放送は期待できないですね。
とっても残念です( ；∀；)

ご冥福をお祈りいたします。合掌。

「天下御免」をリアタイで観られた昭和世代は、今となっては幸運だったわけで、映像素材を上書きして葬り去ったＮＨＫが
放送100 年を騙るなど噴飯ものだ😡
平成に出されたシナリオ本がわずかな救いだが、「鳴門秘帖」にはそれも無い😮‍💨
「べらぼう」が、多少なりとも胸のつかえを解消してくれることを期待している…
日本の７０年代。ようやくメインカルチャーに成り上がったテレビは、羽目を外すにも大真面目にならなければならなかったのだろうが、大胆不敵な遊びかたは、シナリオからでも読みとれる。でも、ヒロイン中野良子の可憐さは、映像がなきゃわからない！かえすがえすも口惜しい…
ちなみに、音楽は山本直純。