あやめの花びら落ちるとき~三生縁起~の1の情報・感想・評価

エピソード01
第一章
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あらすじ
白沢(はくたく)神君が、天界の忘川河のほとりで司命(しめい)と話していると、不意に袖が1輪のあやめの花にかすり、あやめは仙女の姿に変わった。その仙女は名を清歓(せいかん)という。それ以降、白沢につきまとい、冷たくあしらわれても一途に追いかけ続ける。ある日、清歓は雷に打たれる試練の「雷劫(らいごう)」を受け、大きく激しい雷に打たれそうになったところを白沢が身を挺して守る。そして大打撃を受けて花の姿に戻ってしまった清歓を救うため、自らの血を与える。生気を取り戻した清歓が白沢を捜しに行くと、白沢はすでに人間界へ旅立っていた。三世にわたる愛の試練を経ると白沢は天帝の地位に昇れる。清歓は司命に頼んで、白沢を手伝うことにした。人間界の白沢は青雲派の一番弟子で、妹弟子の霖月(りんげつ)と共に魔教の教徒を一掃する。その帰途で、南宮世家の一人息子の南宮俊(なんぐうし…