あやめの花びら落ちるとき~三生縁起~の6の情報・感想・評価

エピソード06
第六章
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あらすじ
事の真相が明らかになったため、白沢は死んでも悔いはなかった。白沢を疑い、鞭でひどく打った清歓は悔いて心が痛むのだった。そして満身創痍の白沢を牢から出して御医に診させ、清歓が自ら看病をする。目が覚めた白沢は帰国を願い出るが、凌国では三皇子がすでに皇太子となっており、心が打ち砕かれ失意のどん底に落ちる。それは清歓と三皇子が手を組み、白沢を帰国できないようにさせたものだった。白沢が戻った賓館で、清歓は毎日のように琴を弾いて聞かせてみせるが、やっと顔を見せた白沢に冷たくあしらわれる。夜中、眠っている白沢のそばで様子を見ていると、刺客がそっと忍び込んできた。清歓は勇敢にそれを捕らえ、白沢の命を救うのだった。宮中に戻った白沢は命を救ってもらった恩に報いるため、清歓と一夜を過ごす。あくる日、清歓が白沢を正室に封じる話を持ち出すと拒絶されてしまうのだった。白沢が清…