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坂本流（寺西優真）は老舗ラーメン店「花梨」の跡取りで母と経営していたが、隣に激安ラーメン店「コイケ」が出店し小池友里奈（松岡里英）に「潰す」と宣戦布告される。そして、流はバセドウ病を患うがインフルエンサーとして活躍する広瀬咲（国本梨紗）と知り合う。ある日「コイケ」の従業員鈴木真紀子（後藤萌咲）は、美味しいと評判の「花梨」のラーメンレシピを盗むようオーナーで友里奈の母真美（地山真生）から命令され困惑するが、実は流と真紀子は学生時代想いを寄せ合う相手だった。

流（寺西優真）が店に戻ると、咲（国本梨紗）がアルバイトの牧村（稲沢朋子）と談笑しており姪だと紹介される。「花梨」の隣に激安店「コイケ」が出店し危機感を抱く流の母にインフルエンサーの咲はSNSでのPRを提案する。しかし、流は乗る気になれないが、牧村から咲がバセドウ病だと聞かされ心配になる。一方、真紀子（後藤萌咲）が「花梨」へやってくる。久しぶりの再会で喜ぶ流だったが、ラーメンの仕込みをしている従業員の存在を流から聞き出した真紀子は、小池真美（地山真生）に報告し「コイケ」に引き抜いてしまう。 そして、流は店で倒れている母の姿に驚く。

突然の母の死を悲しむ流（寺西優真）に、咲（国本梨紗）は「お母さんの分もがんばります」と告げて励ます。一方、真紀子（後藤萌咲）は、コイケ社内で流の母の死が事件かも知れないと耳にし、真相を追求しようと動き出す。同じ時期に真紀子と咲から気持ちを告げられるが、ふたりからの突然の告白に流は困惑を隠せないでいた。そして、咲が雑誌で「コイケ」とラーメン対決の特集が組める話を持ってくるが、流の作るラーメンが負けてしまう。 しかし、「花梨」の仲間に支えられて流は徐々にやる気を取り戻しつつあった。

「コイケ」ではラーメンの味が落ちたことが「花梨」から引き抜いた恵（穂里月木子）の責任となり、恵は「コイケ」を辞めて流（寺西優真）に謝罪に行く。流は恵を受け入れもう一度「花梨」で一緒に働くことになるが、恵は生前、美穂（北條透子）から預かっていた手紙を流に渡す。 そして、小池真美（地山真生）が美穂を殺害した容疑で逮捕されると、「コイケ」は鈴木真紀子（後藤萌咲）が業務を仕切るようになり、次は流に社長になってもらい会社を盛り上げてもらおうと「花梨」の関係者を集めて提案する。