刑事コロンボの40の情報・感想・評価

エピソード40
殺しの序曲
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コメント4件
映画好きなリコ

映画好きなリコ

犯人のブラントは、天才であることを隠してきたと共に、同性愛者であることも隠して妻帯した人物であるように思えてならない。 同じく天才であったバーティとは、出会いが早すぎたためか、その若さゆえにバカにするという形の不器用で一方的な、子どもの延長としてのつきあい方しか出来なかった。 クラブに居場所を見出だしているシグマ会員たちの中にいては、逆に彼の居場所はなかったように思います。 孤高の天才として初めて、本当の気持ちを話せて、同じ地平に立ってくれたコロンボに出会えたことで、彼の中にあった、自分は孤独だ、というコンプレックスから解放されたのでしょうか。自分と同じような特殊な才能を持つ人間、コロンボがこの世にいた。 もう自分のことを隠す必要はなくなった、という意味で、もういらなくなったよ、といって、隠れ蓑として使っていた燃費の悪い妻をようやく捨てることが出来たのかな、と感じました。 なんとも犯人像が掴みにくい、デリケートな脚本だなと思いました。 コロンボの、「世の中ってやつは不思議ですね…」からの台詞は、本当に名言だと思います。
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ワン

ワン

このコメントはネタバレを含みます

★★★★ コロンボ(ピーター・フォーク) VS 会計事務所の経営者 オリバー・ブラント(セオドア・ビケル) プライドの高い犯人に墓穴を掘らせる手際が見事。それよりもあのウェイトレスが印象に残る。
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PeggyMYG

PeggyMYG

今ジェイミー・リー・カーティスのスクリーンデビュー前を見られるのは最高。このウェイトレスはなぜこんなに怖いキャラになったのか?とにかくナイス👍
okey

okey

天才との対決。自白のくだりは「構想の死角」を彷彿させる。