このレビューはネタバレを含みます
メモ
池井戸潤作品特有の企業の戦いと
スポーツ漫画っぽい野球部の存続と勝利への姿勢
いい感じにマッチして他の池井戸潤作品とちょっと違った感じで観れて面白かった。
最初は
不要なものは切り捨てる、会社の為には手段を選ばない唐沢寿明と
部の存続の為に戦い続ける野球部員とで
あまり関わりなくストーリーが進むのかと思っていてが
物語が進むにつれて2つのストーリーの関わり合いが増してきて唐沢寿明の心情にも変化が。
個人的には手段を選ばず不要な物は理論的に排除する唐沢寿明が池井戸潤っぽくて好きやったけど
感情論で物事を決定していく姿も他の作品と違う主人公の雰囲気でよかった。
ラストは綺麗に終わり過ぎてちょっと物足りなさが…
けど全体的には見応えあって大満足。