【ドラマ入門にぜひ！能力バトルと群像劇】
※S4まで観た全体の感想です。ネタバレはしてません。長いのでS2に続きを書くつもり。
ヒーローズは、私が海外ドラマにハマるきっかけとなった作品です。幼少だったので、話の筋は充分に理解していませんでしたが、とにかく能力描写のかっこよさに魅せられました。
話は単純で、ある日能力を持った別々の人間たちが、やがて起こる大事件を止めるため奔走する物語です。能力者を追う謎の組織も登場します。
ヒーローズの能力者たちは基本的に、コミックヒーローのように大きな目的や大義にもとづいて行動する訳ではありません。ある日突然能力が開花するので、日常が崩壊することの方が深刻で、最初はその悩みを中心に描かれます。
ストーリーはちょっとダークな群像劇で、それぞれ別の能力者視点で物語が進行し、やがてそれらが交わる、といった感じです。
最近見直してみて、やはりS1のエピソード1~9まで(チアリーダーを救え！まで)のストーリー展開が、神がかり的に巧いなと思いました。本シリーズは、複数の話の軸を思わぬかたちで交錯させる展開がおおく見受けられます。
能力の描写・効果音がとってもイケてます。瞬間移動、読心術、念力など、見ていてワクワクする能力がてんこ盛りです。
サイラーという殺人鬼が出てきますが、彼の物体を浮かせて投げ飛ばしたり、動きを止めたりする能力がすごくカッコいいと同時に、恐ろしくもあります。子供の頃はサイラーに怯えながら観てました💦
シーズン毎の個人的評価は、S1>>>S3>>S2>>S4>rebornですね。S1がダントツに面白かったですが、S3も見ごたえがあります。rebornは大嫌いです。
※S2の方に感想の続きを書きたいと思います。
