いさぼむ

チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮のいさぼむのネタバレレビュー・内容・結末

チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮(2014年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

終末期医療を題材にしており、尊厳死、安楽死に切り込んだ内容。ちょっと前に難病を抱えた女の子が安楽死を認めている国に行って実行しようとするけど、直前でやめたっていうドキュメントを観た。

難病ではあらゆる機械に繋がれて意思表示もままならないまま生きながらえる事や、痛みにもがき苦しみながらがんと闘う事の意味を考えると自分自身のこととして考えるとそこまで生きる生きようとするモチベーションに繋がらないと思う。誰のために生きてるの?って。。
こないだ医師が逮捕されてましたけど、安易に死ぬという選択をしてほしくないしするべきではないけどよほどの場合の選択肢としてあってもいいのかなって考えちゃう。
そりゃ家族にとっては少しでも長く生きていて欲しいよね、でも本人は? そこに本人の意志があって共通認識としてあるならばみんな全力サポートでしょ。って思うけどそうじゃない場合は?

生きる死ぬってのは神の領域で人間がどうのこうのできるもんじゃないって言ってくる人もいるけど、医療が発達し、治療成績が向上していままで以上に長生きできるようになったとして、だとしたらこういった行為そのものが神の領域を侵害しているってことにならないのかなって考えちゃったり。。
答えなんて見つからないね。。