ぬーたん

僕のいた時間のぬーたんのレビュー・感想・評価

僕のいた時間(2014年製作のドラマ)
4.0
三浦春馬くん主演で内容も悲しそうなんでずっと観れなかった作品。ようやく観た。ALSという難病もので命を題材にしているから、ご本人に重なる状況やセリフもあって、冷静には観れなかった。このドラマは春馬君が自らやりたいと持ち掛けたそうで、それがまたどうにも心をざわつかせる。相手は多部未華子。華やかさがない分、看護師で、彼を必死に支える役がリアルで自然体で良かった。恋敵に斎藤工。嫌なやつで良いやつ!その両面性が工にピッタリ!風間俊介が友人役。同じく風間君が出てて、難病と聴覚障害という違いはあるが、最近の『silent』というドラマに似ている。身を引くところ、再会しまた恋人に戻るところなど。まあ、こちらが先だし、こちらがずっと良かったけど。春馬君が綺麗で(綺麗という言葉が似合う俳優だった)笑顔が寂しげで、アップになる度に胸が痛くなる。ラストは色々と思うところはあったが、少なくても悲しい最後でなくてせめてもの救いだった。9年前のドラマだけど、すぐそこに春馬君が居るような、そんな気がした。
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