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僕のいた時間のフェミ研ゼミのレビュー・感想・評価

僕のいた時間(2014年製作のドラマ)
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春馬くんが母親に自ら患った病を告白するときの「ごめんね」と、いう第一声でポロポロ泣けてしまった。
たった一言なのに、その「ごめんね」の中に母と子の関係性とか、語られていない物語、過去と未来への様々な想いが層になって感じられて、一言でここまで想像させる演技すんばらしいな、、ってまた泣けた。
とんでもない役者だったな。透明な役者さんだ。

自分がALSになってしまったら私は春馬くんと同じ選択は出来ないだろう。
生きることも死ぬことも等しく怖い。
そんなことってあるんだな。って。

多くの人って返すのいつでもいいよって言われるといつまでも手をつけないけど、2泊3日て返却してねって言われるとその日のうちに手をつけると思うのよ。

だから、わたしは自分が心臓に宿してるこの命をいつかは神様に返さなきゃいけないこと忘れないように生きてみようと思った。(神様も仏様も信じても疑ってもいないけど)
自分は借り物の命を心臓に宿している。
いつ返却期限がくるのか。
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