さおちゃ

僕のいた時間のさおちゃのネタバレレビュー・内容・結末

僕のいた時間(2014年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

良かったです。凄く。

難病系は自分が受け止めきれないので普段観ませんが、三浦春馬の訃報から毎日彼の作品観てるので一気見しました。

1話と最終話の演じ分けがすごいのと、それぞれのキャラクターもとても作り込まれていて良かった。最初やな感じだった家族との関係の変化も丁寧に描かれています。

難病系のドラマや映画って大抵最後は愛し合ってた恋人と死に別れて泣かせにかかってくる感じが苦手って言うか、実際その病気と闘ってる方々いるのに健康な人達が感動したいががための娯楽に利用されてる感じがして好きじゃないんです。ちょっと私がひねくれすぎかもしれませんが。

この作品はいつかくる死別まで描かず、前向きなラストで良かったです。

私が拓人の立場なら、、と言うよりは恵の立場ならとたくさん考えてしまいました。自分の愛する恋人がALSになっても添い遂げられるだろうか。多部未華子も難しい役をしっかり演じきっていました。流石です。

凄く重いテーマなので精神力と体力奪われます。一話一話のボリュームがえげつない。ぜひ元気な時に鑑賞して下さい。観る価値は絶対ありますよ。

キツいシーン沢山ありますが、多分これからまた何度も観ると思います。

そして、ただただ三浦春馬すげぇなって。