『勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
信州松本の国立大学の看護学部を卒業した月岡美琴(福本莉子)は、安曇野にある小さな総合病院の内科病棟のナースとして忙しい日々を送っている。そこへ同じ大学を卒業した新人研修医がやってくる。彼の名は桂正太郎(菅生新樹)。出会って最初の会話は“花瓶の水が入れ替えられる水道はどこですか?”というちょっととんちかんな質問。聞けば彼は東京の生花店の生まれで、とにかく花が好きらしい。花になど詳しくない美琴とかみ合わない会話をする正太郎。その不思議な言動に、美琴は戸惑いを覚える。 ところが、少々変わり者と言われている消化器内科指導医の三島(吹越満)や“死神”という謎の異名を持つ循環器内科指導医の谷崎(内藤剛志)の前でも冷静に振る舞い、臆せずものを言う正太郎の姿に美琴は徐々に興味を抱くようになっていく。しかし、そこは未曽有の高齢化に直面する地方の小病院。延命か看取りか、医療のあり方を巡って正太郎と指導医たちの哲学が毎日のようにぶつかり合うなか、さまざまな困難が美琴と正太郎の前に立ちはだかっていく…。
美琴(福本莉子)は、信州安曇野の梓川病院の内科病棟で働く3年目の看護師。ある朝、寝ぐせ頭のまま花瓶を持ってさまよう研修医・桂正太郎(菅生新樹)に水場を尋ねられる。そこで、花瓶に活けられている花の名前を間違えた美琴は、正太郎から小ばかにされ、少しムッとする。一方、正太郎は新たに転入した内科研修で指導医の三島(吹越満)からスタッフに紹介されたのも束の間、上級医の谷崎(内藤剛志)から毒舌の洗礼を浴びる。
若手看護師の美琴(福本莉子)は、新人研修医の正太郎(菅生新樹)とともに末期のすい臓がんで闘病する長坂(長野博)の急変に追われる。そして同じ内科病棟では誤えん性肺炎で入院するも食事を一切拒絶する高齢の患者・新村(白石加代子)への対応で苦悩していた。そんな中、内視鏡処置によって再び抗がん剤治療が再開できていた長坂の容体が再び悪化。美琴はさらにVIP患者の扱いをめぐり窮地に立たされる。