このドラマの「江口のりこさんがとにかくヤバい」というのを前から聞いていて、
テンション低いイメージの人がどんな激情型な役をするんだろうと気になって観ました。
10年以上前なんだなぁ…
なかなかの豪華キャスト。
深田恭子さん、真矢みきさんがとっても綺麗。
ちなみに江口のりこさんはドラマ後半(第二部?)から登場。
…本当にヤバい、どうしょうもない人だった😨
けど、ああいう人間になってしまうにはそれなりの家庭環境がありそうなもので、そうじゃなく普通なのに、あんなふうになってしまうもんなのか?そこがモヤッとした。
でも、実際そういう人は結構居るんだよね。
誰に怒ってる、とかじゃなくて、この世界に不満しかない人。
「誰でもいいから殺したかった」っていう無差別殺人犯もそう。
けど、一見恵まれた幸せそうに見える人達だって、そうとも限らないし、他人には言えない辛い過去を持ってる人だって居るかもしれない。
それなのに何も知らないくせに、人に憧れて、その憧れがいつしか憎しみに変わって…みたいな気持ちが、分かるけど分からなかった。
ドラマのタイトル、名もなき毒=逆恨み、みたいなのかテーマなのかな…
コレ言ってしまうとネタバレみたいになってしまいそうだけど、
このドラマは犯人探しが目的では無くて、登場人物全員、結局毒を持っている。
誰でも境遇が違えば殺人犯になる可能性があると謳ってる気がした。
個人的には見どころ多く、色々考えさせられるドラマだった🤔