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白い巨塔のhedgehogsのレビュー・感想・評価

白い巨塔(2003年製作のドラマ)
4.8
病院嫌いだし医療系のドラマはほとんど観ないけど、
最近、胃の調子が良くないので(ヘンな理由)なんとなく見始め、全21話3日で一気見しました。

リアルタイムで観てたけど、今観ても全く色褪せず緊迫感あって素晴らしいドラマでした。
(最近のドラマ知らないけど)やっぱり昔のドラマ良い❗️

登場人物多いけど、全然ついてこれたし、まずキャスト、脚本、BGMが良過ぎる✨

勤務中もあの音楽が延々と頭の中まわり続けてました(全然、人の命扱う仕事なんてしてないけど🤣)

里見先生のような真っ直ぐな生き方も素晴らしいけど、財前先生というライバルであり友人が居ることでお互いに生かされているんだと思うと、ラストも涙が止まらなかった。

特にすごいと思ったのは、財前先生がアウシュビッツを訪れるシーン。
当時あの場所では、医者である人間もが人体実験で人を殺していた。
…医療用語はドイツ語が多いっていうのを同時に思い出してゾっとした。

すごく命に対して深く重く関わっているドラマです。

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ただ褒めちぎるだけじゃなく、ツッコミどころをいくつか👇

・総合回診のたびに下っ端の先生達が階段を全速力で駆け上がって、エレベーターの前で教授を出迎える。あれ大学病院は普通なの? やってられん。

・患者さんの前で教授が助教授に説教とかどうなの… 下が正しい判断をした時の嫉妬心がすごい。

・孤高の大河内教授役は、よくトリハダ系のドラマにでてる、あのおじいちゃん俳優。
(病理学の先生って…似合いすぎるw)

・トリハダと言えば、財前先生の妻と愛人の会話 「出来れば五郎ちゃんのお葬式まであなたとは会いたくないわ」

・高畑淳子さんの声が高すぎてモノマネしたくなる 「うちの朝食はいつも和食ですのよ🍚」

・東教授「👆男の仕事に口を挟むんじゃ無い!」 もうちょっと早く言って欲しかった。

・だって教授の奥様方が全員調子に乗り過ぎ。

…こうなったら、昭和版(オリジナル)、令和版も観たい。
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