てらしん

悪霊病棟のてらしんのネタバレレビュー・内容・結末

悪霊病棟(2013年製作のドラマ)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

「リング」もどき、「感染」もどき


 一話一話の内容が薄く、話のテンポも遅いため見ていて疲れる、映画一本にまとめれる内容を長々引き延ばしているような印象。全体的に人間関係の心情描写が物足りないため、シーンと台詞が合っていない箇所が多いことが残念。原因不明の病にかかって悪霊になる、悪霊は能力者を利用して強くなる、パンデミック、SFなのかホラーなのか良く分からない要素を伏線も張らずに出してくるので見ていて混乱する。恋愛要素の必要性を感じない。

 隈川の突然のルナ呼び、尾神が自分と向き合う大事なシーンなのに隈川の台詞がわざとらしくて見ていられない。劇中の隈川はバッドコミュニケーションが過ぎる。

 捨てた写真が何度も手元に戻ってくる恐怖演出は使い古されたものでありながらまだ怖かったです。取りつかれた鈴木の特殊メイクも中々に怖かったです。語り部のお婆さんと院長が作品内で唯一良いキャラしてました。
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