たわらさん

デクスター シーズン1のたわらさんのレビュー・感想・評価

デクスター シーズン1(2007年製作のドラマ)
4.3
調理描写はカットされているもののなかなか目を伏せたくなるような画が多いサスペンス作品であり、右肩上がりで面白くなっていた。本来ならデクスターの理解者となり虚構を打破する熱い展開であるのだが、なんともまぁ出会い方が悪かったものか。彼らの違いは愛を持って育てられたかの環境によるものですが、デクスターは無差別殺人犯にはならなかったものの殺人犯である事実に変わりはない。それは父親・ハリーの「悪人なら殺していい」という思想を少なからず継承したものなのだろうか。

目的地は異なるが『デスノート』の夜神月という殺人に対する正当性を見出していたり、近しいものを感じる。割と自由気ままにデクスターが野放しになっているので、シーズン2以降は窮地に立たされる展開を楽しみにしてます。
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