(初回)
湊かなえの原作は読んでない。
しかしながらいかにも彼女の作品らしく人間のイヤ〜な部分をどよよんと見せられる感じがキツい。
でもどうやらまだ序の口みたいで、実に先が気になる演出。
うまい。
これは観ないわけにはいかない。
ところで鈴木京香、急激に老けた気が。
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第2話もしんどかったなあ〜。
このドラマ、ほんまに人間関係のイヤ〜な部分をかき回されて呼び起こされるので、何かとっても重た〜い気分になる。
「負」の感じにやられそうになる。
それでも演出がうまくて「一体どうゆうこっちゃ?」と先が気になって観ないわけにはいかなくなる(笑)
『夜行観覧車』でモヤモヤした後に、『信長のシェフ』の志田未来を見ると、なんだか癒されるなあ〜(笑)
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『夜行観覧車』でどんよりした後、『信長のシェフ』の志田未来に癒されるというのが自分の中で定番になりつつある(笑)
もはやこれを逆の順番では観れない。
精神衛生上よろしくない。
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いつもよりもさらにダークでぐちゃぐちゃだった『夜行観覧車』。
その後にいつも『信長のシェフ』を観て多少はスッキリするんやけど、今回はこちらも悲哀の濃い回やった。
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今週はようやく救いが出てきてホッとした。
毎週毎週モヤモヤさせられて終ってたんやから、来週の最終回ではほんまにスッキリさせてほしいもんやと願うばかり。
まあ身近な人間が殺されてる話で完全に気持ち良く終われたりするわけはないんやろうけど、せめて希望が見えないとね。
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(最終回)
これだけ引っ張っておいてラストがこれかい?っていう不満が…。
どうにもこうにもモヤモヤが晴れない。
正直もっとスッキリしたかったっていうのはある。
まあ前にも言ったように身内の殺人事件なんやから綺麗に終われるハズがないのはわかってはおったけども…。
この収拾のつけ方やと、結局は家族みんなが自分達を許せなくなるような気がするんやけどなあ?
そもそもこの突発的な殺人のあり様が酷かった。
もっと何か深い動機でもあるのかと思ったら全然そうじゃなかった。
しかも以前のバーベキューの件でのあの父親の演出は何やったんや?
やっぱりこの後味の気持ち悪さが湊かなえらしさなんかもしれないなあ?(笑)
人間の歪んだ部分を描くの大好きそうやもんなあ。
もっともこのドラマが原作とどれだけ違ったのかは知らんけども。