毎日見過ぎて、完全に生活の一部になっているブルーブラッド（笑）

前回シーズンは、“本部長×ダニー×誰か”の話ばかりでしたが、今シーズンはちゃんと前のスタイルに戻ってました。（でも、やっぱりエリンとジェイミーは少なめな印象）

今シーズンでは、このドラマ初のシリアルキラーまで登場して、ダニーたちはついに連続殺人犯まで追うのかと、いつものブルーブラッドよりはスリリングな感じがしました。ダニーの家庭では、前回シーズンの最後に撃たれたリンダがあの事件以来少し心を病んでしまい、それでダニーと揉めたり、辛そうでした。ダニーもリンダに、そこまで言う！？っていう酷いことを言ったりしてましたけど、ダニーの良いところは喧嘩を長引かせずに、24時間以内に反省して、自分の何がダメだったかちゃんとリンダに謝るところ（笑）ここがダニーの好きなところ！学校でいじめられたジャックのために、ダニーが昔いじめられたときの裏技をジャックにも伝授して仕返しさせた回は、ほっこりしました（笑）

ダニー以外にもエリンもより危険な事件を扱って危ない目に遭ったり、ジェイミーは気付いたら6年目になっていたので、良いパトロール警官としてさらに成長していました。

エリンの相棒がいつの間にかイケメンの褐色の男性から、太っちょのイタリア系になってましたが、共通するのは男側がとにかく冷静。エリンにダニーみたいな人が相棒になったら二人とも気が強すぎて絶対に仕事が成立しなさそうですが、エリンみたいな気の強い人には、心がめちゃくちゃ広くて、エリンの暴走を止める男の人が相棒になるしかないんですね。太っちょのイタリア系の人ともなかなか面白いので、エリンのシーンが前回より増えました。

ジェイミーとエディは気付いたら名コンビに。エディもグッと成長して潜入捜査をしたり、刑事の手伝いをしたり大活躍でした。ジェイミーは生真面目すぎる性格が災いして、気の合わない警官もいたりしますが、ジェイミーの真面目さや誰にでも優しい人柄がパトロール警官にとても合っていて、もし何かあったときにそばにいてほしいのはジェイミーみたいな人（笑）

ニッキーもコロンビア大学に進学して、大学の変わったサークルに入ったり、イケメンと付き合って家族を心配させたり、犯罪に巻き込まれたり、結構大変なシーズンに。

そして、主演の本部長。本部長の部屋で繰り広げられるオジサン3人のやり取りがコントみたいで和む（笑）みんな真面目に話してるけど、太ったオジサンたちがワーワー言ってるのって、絵的に面白くて、この部屋のシーンは減らさないでほしい。特に、ダニーの良き上司だったゴームリーが異例の大出世をして、本部長補佐になってからは、ギャレットと反対意見を言う人が登場したお陰でさらに面白くなりました。家族を贔屓しないことを徹底して、心を鬼にしながら仕事をしている本部長。そのせいで、ダニーやジェイミー、検察のエリンまでも結構大変な思いをしてきましたが、そんな本部長も流石に孫には甘くて、ニッキーを救うためにこっそり頑張ったり、子供には冷たくても孫に甘い本部長のギャップに笑いました。

このドラマはシーズンフィナーレが毎回とても良くて、今シーズンはついにシリアルキラーも登場したので、フィナーレは連続殺人犯との戦いなのかなー？と最初に思ってましたが、全然違いました。このドラマのテーマである、“ファミリー”はやっぱり外せないようで、警察と検察、そして市長も連携してのいつものフィナーレの仕上がりでした。

市長役の俳優さんがどっかで見たことあるけど誰だっけなぁとずっと思っていたものの調べずにいて、ようやく調べてたら、あの人でした。デクスターでデボラの彼氏役だったアントン！デボラの彼氏は毎シーズン変わっていたので、デクスターうる覚えの人は思い出せないかもしれませんが。「アントンだー！」と私の中でスッキリ終わりました（笑）

日本で放送されている分は早く全部見たいです。

記録

NYPDの本部長一家のお話。
Blue＝警察官、ということはこの作品で学びました👮
米国ではシーズン14が放送予定の、人気長寿シリーズ。
毎回事件のストーリーの面白さはもちろん、日曜の夕飯に一家揃って食卓を囲んで意見をぶつけ合うのが、アメリカらしくて好きな光景。

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