評価が高いドラマを「つまらない」というのは勇気がいります。なので戦争物あるあるを1つ。
弱い相手(女性、子供)を撃って苦悩するシーン。。。「日本兵が相手だったら苦悩しません。ナチスや敵国ならガンガン撃ちます」
どうせこうなると分かってるから、まったく共感できません。
このドラマでは描かれませんが、
ザ・パシフィックやその他映画では日本やナチ関係はガンガン射殺されます。笑笑
日本やドイツ、アメリカや強い国が有利とか一定のどこかの国が差別されてるとか
戦争責任が敗戦国にはあるとか人種やLGBTなどそういうことはどうでもいいんです。
「汚いものも見ないと人生経験にならない」みたいな考え方が、どの戦争映画や戦争ドラマにもある気がして受け付けません。
「綺麗なものだけ見て生きる」ことは可能です。
これは怠けたり楽したいとかそういう事ではありません。
わざわざ進んで「汚いもの」を見る必要があるとは思えません。
戦争の描かれ方が「戦争を無くそう、2度としてはいけない」ではなく「こういう過去があったが仮にまた戦争が起きても、あなたたちも兵士になってね」
が見え隠れするため感動的なエピソードを見ても、あざとく感じてしまう。
もしHBOやNetflixなど、戦争ドラマを新たに作る時は「戦争が起きてもお前らは兵士として参加するなよ。誰も参加しなければ戦争にならない。誰も皆、争わなければ戦争は起きない」というスタンスのドラマを撮ってほしいです。