オヂサン

エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY シーズン6のオヂサンのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

大好きな絵師さんの何気ないツイートで結末を知ってしまったのもあり、最後まで鬼のような速さでみました。

シャーロックの成長、そして彼なりに変化してきた人柄の柔らかさ。シーズン1から比べると本当に丸くなって柔らかくなってきていて…ワトソンが隣にいるというだけで、どれだけ影響力があるのか。全シーズンやその前のシーズン、ワトソンだけでなくキティやマーカスという仲間を通して愛を知り、彼ら以外にも交友関係を拡げてだんだん広がっていく彼の世界。いい意味でどんどん人間らしくなってきた彼の人生に、終わりがあるとするのなら…それはきっといつまでもワトソンと駆け抜けていく物語なのだろうな、と心から感じた。

今までワトソンがここまで追い討ちをかけられたことはあっただろうか。シャーロックや警部やマーカス…周りに彼等がいて、護られて来たからこそここまでされる事はなかった。今回このシーズンで思い知らされたのはワトソンは危険な目には合わないという妙な安心感があり、ずーっと安心して見ていたからこそ彼女が襲われるシーンはあまりにも酷くて辛いものとなった。

ここで一つ疑問なのが、野放しになったままのモリアーティの事。結局、大人しくしてるだろうと最期まで回収されず。それにシャーロックやワトソンが危ない目にあうのなら、真っ先にモリアーティやお父さんが動いたのでは?そういう点を考えると、マイケルはなんとも異色で、モブ感がすごくて、違和感しかない存在だった。

やっと本場のイギリスに戻ってきたところですが、果たして続くのでしょうか?個人的には続いても続かなくてもどちらでも嬉しい。だって、本場でのベイカーストリートでの彼らの活躍が観れるかもしれない。
オヂサン

オヂサン