KengoTerazono

リップヴァンウィンクルの花嫁 serial editionのKengoTerazonoのレビュー・感想・評価

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ラストは映画版の方が好きだけど、とにかくあの世界を構築した岩井俊二と、黒木華、そして綾野剛に脱帽しっぱなし。

アムロという妖怪が七海に取り憑き、日常を異世界に変容させる。七海の堕ち方がとにかく圧巻で、こんなに綺麗で繊細で、美しい世界に出会ったことがない。

余白の作り方が素晴らしい。編集による余白と、脚本による余白、これらがあるからもっと世界が豊かになる。切られた部分を連続して見せるより、もっと連続的になる。大好きな作品。映画も、ドラマも。
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