平和を祈るヒツジくん

ゲゲゲの女房の平和を祈るヒツジくんのレビュー・感想・評価

ゲゲゲの女房(2010年製作のドラマ)
4.8
懐かしい!
水木しげる御大を支えた、布美枝夫人の物語。今でこそ妖怪学の父、ゲゲゲの鬼太郎の作者として名高い水木しげる先生。
しかし戦時中はラバウルに送られ腕を失い、戦後はとかく貧乏に苦しめられる。出版社から「妖怪ものが売れるか!いまの流行りは軍記ものなんだよ!」とか言われてたのが印象に残っています。
鼻紙一枚買うお金もなく、草をはんで生活を凌いでいた両夫婦。馴れ初めはお見合いで水木先生が夫人を「一反木綿だ!」と呼んだというのがまた水木先生らしい。
向井理演じる水木先生はイケメンすぎるけど、本人のマイペースらしさが出ていてとてもハマり役でした。

主題歌の「ありがとう」は暖かみあって好き。
いきものがかり最高。

データ放送で毎回クイズがあったのが嬉しかったです。「のんのんばあと見たお寺に描かれた、地獄の鬼の角は何本?」とか、妖怪好きには堪らない内容でした。

映画版はキャストまるっきり違うみたいですね。