めぐる

七日の王妃のめぐるのネタバレレビュー・内容・結末

七日の王妃(2017年製作のドラマ)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

親が悪いよなぁ。燕山君だって良き君主になり得た。中宗も情けない。ただただチェギョン(後の7日間だけの王妃)が可哀想。
異母兄弟での争い、と言っても一方的に兄が弟を疎んじたようなもの。結局は10年そこそこでクーデターにより失脚するわけだけど、うまくテグンに引き継いでいれば人生は変わったのにね。今も昔も1度手に入れた地位は悪どい手を使ってでも手離したくないもんなんだな。何百年たっても変わらないのが悲しいね。

ドラマではチェギョンは追放され、テグン(中宗)は国王になれたところを佳境にし、死に際を夢のような扱いでめでたしめでたしにしたけど、事実は違うんだね。

すぐに再婚した中宗の2番目の王妃も産後すぐに亡くなり、次はとなった時にチェギョンをという話したがあったのに、クーデターを成功させた高官たちに9年後も頭が上がらなかった中宗。あー情けない。

ドラマではラストに逢えたけれど、本当は追放されて中宗が崩御間近に門まで行って会いたいと嘆願したのに会えなかったなんて可哀想過ぎる。
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