テレビドラマでありながら、あの豪華な衣装には度肝を抜かれました。
時代に応じた天才と言うものがおり、篤姫もその一人だと思います。
時代に翻弄されながらも、流されるのではなく立ち向かい、流れを乗り切っていく…帯刀と結ばれていたら、ここまで神は試練を与え続けることはなかったでしょう。
帯刀ほどの人物でも、篤姫の度量には足りなかったでしょう。
やはり将軍に嫁ぎ、泳ぎぬいていくだけの運命を背負った人だったと思います。
脚色はあるだろうけれども、それを差し引いても、この世にはどこまでも傑出した人がいるものだと、おどろかされました。
篤姫が井伊直弼のたてた茶を飲むシーン、しびれた。
お互いの役割を深く理解し合い、尊敬し合う、素晴らしいシーンでした。
のちに徳川慶喜を諌めるシーンにつながり、感動しました。
