茶一郎

マーベル/ジェシカ・ジョーンズ シーズン1の茶一郎のレビュー・感想・評価

4.0
【記録】
 本ドラマのマーベルヒーローは、やさぐれ系探偵女性(PTSD付)という大胆さ。ヒーローモノというよりハードボイルド探偵モノの系譜の作品になります。
 何と言っても特筆すべきは自由自在に人を操る悪役の造形で、これがとにかく素晴らしい。「果たしてこんなチートな敵をどうやって倒すのか!?」と言ってもそんなにロジカルに倒す訳ではないのでガッカリ。
 作品全体の雰囲気やルックは最高なのだが、どうにも話運びが鈍重。「無理に13話やらなくていいのに」と思う展開のための展開が多々あるという問題はあるが、余りにもダウナーでやさぐれなヒーロー誕生譚としては他に類を見ないので一見の価値はあります。
茶一郎

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