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ラスト・フレンズのrlbのネタバレレビュー・内容・結末

ラスト・フレンズ(2008年製作のドラマ)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

愛の形は人それぞれ。タイトル的にバッドエンドかと思ったら、シェアハウスのみんなが報われる終わり方で安心した。
モノローグ、シェアハウス、お揃いのコップ、頭ゆるゆるなヒロイン(悪口)、意図せぬ妊娠…NANAを彷彿とさせる描写がちらほら。当時(00年代)の流行りなの?と思ったりした。
普段ドラマにハマらない自分がたった三日で完走できたのは、テンポの良さとキャラの良さと隅々まで配慮された描写*のおかげだと思っている。破水のタイミングはテンポが良すぎてさすがに笑ったけど。
*心と身体の性のずれに悩む瑠可が不当に扱われる辛いシーンもあるけど、あくまで当事者目線の独白などの描写では病気やトラウマに過剰に触れたりしないところ。当時の世間の興味を考えると、もう少し説明気味になってしまってもおかしくないと思ったので意外だった。
今でさえ扱うのが難しいこのセンシティブな題材に対して、そういった観点でもかなり先進的な作品に感じた。

最終話の旅館のおばちゃんの視力が2人の命を救ってハピエンへ導いたと言っても過言ではない😂
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