エピソード01
第1話

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あらすじ
司法研修を終えたばかりの新米弁護士・堂本灯(上戸彩)が、ついに弁護士としての第一歩を踏み出す日がやってきた。灯が就職したのは、法曹界で最大手といわれるエムザ法律事務所。エムザのメインの顧客は、個人ではなく企業。だが、灯が自ら望んだ先は、プロボノと呼ばれるセクション。灯は、弱者を救いたいという自分の夢を実現しようと意欲に燃えていた。
プロボノとは、公共の利益のために社会奉仕をすることで、低報酬で社会的・経済的な弱者を守るというこの活動が、近年、弁護士界で義務化され始めている。エムザでは、所長の森岡哲夫(大杉漣)が、いち早くこのセクションを設置。弱者を救済したいと弁護士を志した灯は、エムザにプロボノセクションがあると知り、入所を決めたのだ。
しかし、プロボノセクションには、リーダーの弁護士・杉崎忠志(北村一輝)と、杉崎をサポートするパラリーガル〈法律業務専門職〉の倉木しおり(戸田菜穂)の2人だけ。想像と異なる雰囲気に戸惑っている灯に、杉崎は最初の仕事を指示する。
それは、弁護依頼を全て断わること。杉崎の意図が理解できず、灯は反発する。それを見ていたしおりが、まず一件引き受けてもらうようアドバイス。杉崎は渋々了承するが、自分は手伝わないと宣言する。
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