エピソード07
第7話

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あらすじ
杉崎(北村一輝)に所長の森岡(大杉漣)から、強姦致傷事件の被告の弁護を受けるようにとの指示が出た。
この案件は、戸塚源一(遠藤雄弥)という19歳の浪人生が女性銀行員・松沢明美(片瀬那奈)を暴行して負傷させたというもの。区議会議員をやっている源一の父親・戸塚健一(並樹史朗)の協力が、エムザの関わっている公害訴訟に必要だったことから、エムザとしては、源一の弁護をし、最悪でも執行猶予を勝ち取らなくてはならないのだ。
杉崎は、灯(上戸彩)に引き受けるかどうか問いただす。強姦は、女性の尊厳を踏みにじる卑劣な犯罪、しかも源一は再犯だという。灯は激しい嫌悪感を覚えるが、依頼人のために全力を尽くすという弁護士としての仕事を第一に考え、源一と接見。深く反省していると涙を流す源一に、灯は、事件が計画的なものではないということを確かめ、今後二度と女性を傷つけないと約束させた上で、弁護を担当することを決めた。
過去の判例を勉強し、調査を進めるにつれ事実に耐えられない灯だが、杉崎は、強姦事件は裁判長の心証で判決が変わる、被害者・明美の弱みを探して来いと言うものの――
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