ホカベンの9の情報・感想・評価

エピソード09
第9話
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あらすじ
杉崎(北村一輝)が、7年前に担当した強姦致傷事件の被害者で、事件後に自殺した鈴木亜希子(中村麻美)の母親・政恵(伊佐山ひろ子)から、損害賠償を求める訴訟を起こされる。杉崎が、加害者・富田大介(大倉孝二)を弁護し執行猶予にしたことで、娘・亜希子が仕返しのため再び暴行され、それを苦に自殺した、というのだ。杉崎が行った弁護に対して、杉崎とエムザに損害賠償一億円を請求するという訴状が、原告側の弁護士・不破憲一(勝村政信)から届き、エムザで大問題となる。 すぐに杉崎が呼び出され、森岡(大杉漣)、財津(篠井英介)、怜子(りょう)らが対応を協議。しかし、訴状を見た杉崎は事務所を辞めると申し出る。森岡は、もはや杉崎一人の問題ではないと言い、法曹界が、いわば身内でもある弁護士自身を懲罰するための訴訟を起こす、ということは過去に例がなく、これが認められれば日本の裁判システムを揺るがす大問題だというが、杉崎は聞き入れない。 その動きを知った灯(上戸彩)は、エムザを辞めるという杉崎を止めることができず、また、しおり(戸田菜穂)は有給をとり休んでしまい、プロボノは廃止同然という状況の中、孤立してしまうのだった――