アガサ・クリスティーのミス・マープル シーズン1の3の情報・感想・評価

エピソード03
パディントン発4時50分
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コメント6件
kana

kana

ラストにピンクとブルーの毛糸を出して微笑むところが好き
真世紀

真世紀

ミス・マープルのもとを訪れた老嬢仲間。パディントン発の急行列車が先に出発した鈍行列車を並走、追い抜く際に鈍行列車の車中でこちらに背を向けた男が女を絞殺する様を目撃する。 若い頃から早川文庫の目録での紹介文で。近年では英語学習の多聴多読マガジンで冒頭部分の語彙を制限してのリトールドでこのシチュエーションを知っていたけど、クリスティは数作かじるだけで、本作も未読。たまたまAmazonプライムのもうじき配信終了にこのタイトルがあがっていて、前々から印象には残っていたので、今回、観てみる(BBCのこのドラマ版も評判いいのは知っていたが今回初見)。 マープルの影響力もあり、警察は沿線を捜索するも遺体は発見できず。この路線なら遺体を隠すならここだけだろうとマープルがあたりをつけたのはある一族の豪邸の敷地。マープルは休暇中だった旧知の凄腕家政婦ルーシー(意志の強そうな顎の持ち主)をこの屋敷に潜入させる。一族の老当主は様々怪しげな骨董品を収集。そのため、先代から遺産相続について豪邸や敷地の売却禁止などの制限を掛けられており、その中には先代の誕生日に遺産の継承権がある一族が集まっての会食が課せられていた。 骨董品をおさめた蔵の中、ルーシーが石棺から女性の遺体を見つけ出して事件は折しも会食を控えて集まってきた一族の面々を容疑者に動き出すのであった。 当たり役だけにミス・マープルはまっているし、豪邸と敷地の様子など、読書では頭に浮かんでこない情景だよなぁ。老当主と同居して暮らす娘が倍賞千恵子さん似だったりもあって、その他のキャストも似つかわしい。 死体の転がり具合(被害者数)は長さに比して大人しいけれど(あと石棺中で発見の女性の遺体の様子は直接映さずにそれを目にした人々のリアクションのみなので、放送コードとか有るのかなと思いきや、続く第二の被害者の遺体はダメージ具合も直接映していてその差がなぜ生じたのか興味深い)、さすがに原作、映像共にクオリティー高く、楽しめ、他作品も観てみたいと思った次第であるよ。
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シネマ

シネマ

毎回バディが変わるのかな?
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魅蛇化

魅蛇化

安定の面白さ
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Sunny

Sunny

ラストのラストに、思わず、むふふ♡となってしまった。 本当にマープルは穏やかで面白い。
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googoo

googoo

ルーシーがとっても素敵 ほかにルーシーが出る作品あるのかな?
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