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キャッスルロックのmocamoviesのレビュー・感想・評価

キャッスルロック(2018年製作のドラマ)
5.0
スティーブン・キングの世界観
オープニングの場面で、スティーブン・キングの小説の切れ端が出てきます。
そこでキングの作品内でキーワードをかき集めた作品なのが、“キャッスルロック”。
簡単にいうと、スティーブン・キングの作品の中で隠されている重要なキーワードのところを抜き取って、かき集めてオマージュした作品。
モダンホラー作家であるスティーブン・キングの世界でデリーの謎(大体IT)は知れていますが、キャッスルロックでは謎が多いです。
スティーブン・キングの作品で、小説ではまだ“IT”しか読んでいないけど、映画は“IT”や“キャリー”や“ミザリー”や“シャイニング”や“ドリームキャッチャー”や“スタンド・バイ・ミー”を観ました。スティーブン・キングのファンからにしては分かるキーワードをオマージュして、色んな内容を取り組んでいる。
スティーブン・キングの作品はまだそこまで知らないが、ヒントが隠されていることが明らかである。
スティーブン・キングの作品って、ホラーなのかミステリーなのかサスペンスなのかがはっきりわからないけど、一応モダンホラーの作家だということを知っている。
キャッスルロックはちょっとしたホラー要素を取り入れたサスペンス、ミステリーである。
キャッスルロックは呪われた街である。
次から次へと謎の事件が多くなっていく。憑物がある街である。
27年ごときで起きる事件の真相とは!?
27年って言うことは、“IT”にもありましたね(笑)
ああ!!だから、ペニーワイズ役で出演していたビルスカ君が出てくるのね!
このドラマはスティーブン・キング関連で出演していた俳優さんが出てくる。
『キャリー』に登場したキャリー役のシシー・スペイクも出演。
リメイクじゃないよ💦
『キャリー』リメイクver.はクロエちゃんだから💦
勿論、“シャイニング”のジャック・トランスの姪っ子が登場します。
ダニーにとっては従姉かな?
ミステリーを深読みしていたら、ホラーになるのかなあと思いました。
いかにもミステリアスなので、理解しずらい部分があったりしますね。
もっと深読みすると、パンドラの箱を開けたりしていて...。
キングの作品はモダンホラーの参考になります。
流石、キング!!
これはキングの世界を色んな伏線を繋ぎ合わせれると面白い!!
全ての謎を解ける。
⚠️あまりにも深く考え過ぎたら頭が痛くなります(笑)
やはり、映画『IT』とまた雰囲気が違って来ますね。
ペニーワイズ役として出演していたビルスカ君ががり痩せ!!!!どうした!?( ; ゜Д゜)
目力がヤバい!!
“ヘムロック・グローブ”のローマン・ゴットフリーの時に血色よかったのに(ウピールというヴァンパイアなので)。
ヤバいビルスカ度
キャッスルロックの謎の青年???>ローマン・ゴットフリー>ペニーワイズ
とりあえず、ビルスカ君が所々出てきて良かったと思います。
ショーシャンク刑務所に所長に監禁され、刑務官であるデニスがその青年を目撃したとされている。
5話からは謎の青年を釈放してから、次から次へと最悪な事態が悪化していた。
奇妙な謎の青年が彷徨いていたら、近々と事件が起きる。
カラスが落ちてくる、ヘンリーの聴覚が耳鳴り、山火事になる、行方不明者、殺人行為等
アランは27年前に前妻が殺されたことをその青年に責めた。
おまけにヘンリーの養母であるルースは狂気な元夫のマシューがトラウマで、記憶内で混乱していた。(第6、7話)
よっぽど、キングのファンでないと、解釈できない!
ミステリーだから、慎重に!
謎の青年にとっては異常に何故か人の記憶を把握している。
ルースは混乱するなかで幻覚のせいなのか現役の夫アランを殺害してしまう。
謎の青年は一体何者なのか。
どこから来たのか、今でも謎です。
いかにも奇妙で、不気味ですが。
8話辺りはゴートン夫人が狂気的に殺人鬼になっていることがヤバい!
そもそも、キャッスルロックっていう、町自体が異常だということ。
サイコーパス🔪
遺体バラバラ事件あるある
謎の青年の肖像画を書かれていることを目撃したヘンリーはゴートン夫人に殺されかけたけど、ジャッキー・トランスに助けて貰った。
気になったけど、謎の青年の肖像画って、1990年代からずっと監獄されたの?それから27年後???
あれ?青年って一体....歳は????
その前兆に何があったのか??
青年は歳は取らない
つまり、9話で解明できる
謎が全て解けた。
スティーブン・キングの世界はマルチバースになっている。
その存在感が異世界論と関係があるので、ある意味、SFになってしまうのだ。
一段階ホラー(恐怖、トラウマ)
二段階ミステリー(社会的現象、生理的現象、事件、呪われた町)
三段階SF(マルチバース、異世界、パラレルワールド、並行世界、外宇宙)
キングの作品が時系列によって、伏線として繋がっている。
マルチバースは、沢山の宇宙が存在することである。
一つの宇宙の中は世界が存在する。
ブドウだと例えたら方がいい。
一房のうち、
我々が住んでいる宇宙がブドウが一粒。
その他の宇宙はブドウが何粒もくっついていると考えられる。
これこそ、私が考えているマルチバースだ。
青年はヘンリー・ディーヴァーに
「僕は君。君は僕」
って言っていたっていうことは、
まあ、そこまで詳しく言うと、ネタバレになってしまうので。
パラレルワールド(並行世界)によって、鏡の世界が行来していることでしょうね。
あちらのヘンリー・ディーヴァーとこちらのヘンリー・ディーヴァーはリンクしている。27年ごときで。
同じ事件が起きる。
10話のラスト、えっ!?これで終わりなの!?っていう感じ衝撃的でした。
結局、これ!?っていう感じ、もう、訳が分からなかった。
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