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白夜行のnatsuのレビュー・感想・評価

白夜行(2006年製作のドラマ)
4.5
ただただ未熟で脆い心と体で愛を、そして光を探し求めて手にしたかっただけなのに。
二人が二人だけで選んで歩み始めてしまった道はとっても真っ暗で間違いだらけで険しい道だったけど、本当はよく目を凝らして辺りを見渡せば真っ暗でも二人だけの道でもなかった。
だけど実際も世の中で光が当たってる人ってずっと当たってる気がするのに、なんで自分にはなかなか光が当たらないんだろうと思った事私も正直何度もある。
だからここまで究極の経験は勿論ないけど、雪穂と亮司が時折見せるちゃんと人の感情が出た時は共感というか気持ちが伝わってきて苦しかった。
人間臭くて暑苦しすぎるほどの出演者たちの演技も本当に素晴らしかった。
全話含めて何度も涙が流れてしまったけど、ラストシーンは特にしんどかったです。
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