金持ちは金持ちで大変ドラマ。
大金持ちがきりもみ状態で落ちていく姿を、僕のような庶民が涙をちょちょぎらせながら笑うようなわかりやすいものを期待したが、大人の味付けで子供舌の自分には上品すぎた。
それでもイカのペニスリングケンダルには、ことあるごとに「そういうとこやぞ!」とテレビを指差してツバ飛ばしたり、婿養子トムと着ぐるみ目からゲロのグレッグとのコントのようなやりとりにどこか癒されていたり、別次元のいかれっぷりを見せた長男のコナーの発言を楽しみにしていた。
ドラムと鈴のリズムの上で優雅に鳴るピアノがかっこいいLo-fi Hip Hopなテーマ曲がクセになる。