良いとも言えない自分の性格がこのドラマを観ているとますます悪くなりそうな気がして観るのを止めようかと思ったけれど、中盤からどんどん面白くなって引き込まれてゆく
アメリカのメディアを牛耳る大財閥の家族の誰ひとりとして幸せに見えない。皮肉と退廃と精神の爛れ方が半端ない。
上流社会の退廃や爛れと言えば昔ヴィスコンティの映画には廃れゆくものの退廃美があったけれど、時代の違いか国の違いか、このドラマには美はまったくなく、胸がむかつくようなやり切れなさだけが充満している
でも面白いのでシーズン2にこのまま突入
ゴージャスなインテリアは見応えあり