菅藤浩三

アタックNo.1の菅藤浩三のレビュー・感想・評価

アタックNo.1(2005年製作のドラマ)
4.5
原作マンガもアニメも知らないのですが、SNSしながらドラマを見る習慣をつけた今、この実写ドラマはマジで楽しみ処が満載でした((´∀`))。膝の手術をした上戸彩こと鮎原こずえが、あっというまにリハビリを済ませて試合に復活して全日本で活躍するとか、もはや漫画。
 髪の毛をアップにした上戸彩は美人というより、幼い顔のまま大人になった人なんだなと、例えば高校のキャプテンやってた大友みなみと比べてそう感じた。
 演技力のある女優は遠野凪子くらいしかいなくて、ほかは当時そこそこ売れてた女優が起用されているのですが(ライバルに酒井彩名・宮地真緒・加藤夏希。
 むしろ高校の先輩に久保田麿希が起用されてたのにビックリ)、前半の全日本選抜のコーチ、船越英一郎えんじる猪野熊の理不尽ぶりが強烈におもしろかった。翌週が読めないあの緊張感あるストーリー、高校の監督やってる中村俊介の色もあせる。
 スポコンものだが、バレーのシーンはやはりカメラワークで相当ごまかしてるのご愛敬。ドラマ後半になるにつれて、みんな上戸彩と仲良くなってしまったのが惜しまれる。悪役は悪役のまま残してほしかった。
菅藤浩三

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