小虎と尾美としのりが良い。
リアルタイムでも見ていたけど、
最近読んでいた本に、このドラマに触れた場面があり、見始めたら全部見てしまった。
とにかく良くできている。
本来の落語を話しつつ、
現代のドラマが伏線として展開し、
最後に小虎の高座に集約される。
あまりに見事で毎回美しい。
一話完結を装いながら、
大きな伏線があって、家族のテーマが語られる。
これもきれいだ。
改めて、全話を見ると、
小虎がどんどん愛くるしく、
師匠と打ち解けていくのが、よくわかる。
だからこそ、最後は感動する。
まさか、あのフレーズに感動するとは、
誰も予想しなかっただろう。
タイガータイガー、じれったいガー。
じれったいのは、なんだと考えていたけど、
きっとそういうことなんだと、
最後まで見てわかった、たぶん。
饅頭怖い。厩火事。
泣けた。