マッキー

新選組!のマッキーのレビュー・感想・評価

新選組!(2004年製作のドラマ)
5.0
三谷幸喜初の大河ドラマ。
リアルタイムで観てました❣️
先日やってた総集編は観てませんが、
思い出した流れで思い出しレビュー。

司馬遼太郎先生の『燃えよ剣』で
土方歳三の生き様にハマり、以来
歳さんと新選組の大大大ファン💕

そんな自分でも正規の歴史ドラマとして、
そして程よく三谷氏のオリジナルも入り、
キャストも人物像も、物語の雰囲気や
展開もどれもとても楽しかったです✨

三谷氏の作品は音楽もとても
いいんですよね〜( ᵕ·̮ᵕ )♡
歌詞はないけど頭の中ずっと
リピートしてました😁

本作の主役は新選組局長近藤勇。
最初は、香取慎吾くんかぁ・・・
なんて思ってましたが いやいや、
観進めていくうちにやっぱり
しっくりくるもんですねー(..›ᴗ‹..)✨
僕は好きです😁

我が師匠 副長の歳さん💕
山本耕史くんもイメージに遠くなく
好演していて、本作から派生した
スペシャルドラマ『新選組‼︎土方歳三最期の一日』
に至るまで丁寧に演じ切っていました✨
(こちらのドラマも好き♡)

近藤さんと歳さん2人の深い絆も
しっかりと描かれていたし、他の新選組
主力メンバーのキャスティングも申し分なく、
歴史上の人物なのに三谷氏お得意の
〝あてがき〟もされてるの?というくらい
どなたもハマり役でした✨

原田左之助を演じた山本太郎も今や
政治家となり、自分の党に『れいわ新選組』
と名付けてるのもなんだか感慨深いですね。(ま、俳優時代の方が好きでしたが😅)

そもそも三谷氏の思い描く新選組像と
一般像とがそれほど大きく外れることなく、
それでいて細かいところでは三谷節も
ちゃんと入ってるのがすごい😲

最初は少し不安だったんですよね。。。 
時代に揉まれ情勢に揉まれてしまった
新選組の物語はただでさえ暗く重く
陰気で悲哀に満ちていて この人たちの
ドラマを〝喜劇作家〟である三谷幸喜氏が
どう料理するのか😨

三谷氏のドラマや演劇は大好きで
よく観ますが、過去にも沢山の歴史人物を
題材に扱っているものの、あえて史実から
だいぶ離れたキャラにしたり、俗に言う
〝史実もしも〟の物語でだいぶ偉人を使って
遊びまくったりしてて😅それこそ
《エンタメ》《コメディ》要素強めの作品が
多く、嫌いじゃないけど、さすがに
大河ドラマでそれは望まないし、
〝喜劇強め〟な作品だったら冷めるなぁ〜
と思っていただけに、

結果、史実を汚すことなくそれでいて
遊べるところはちゃんと遊んだりしていて😁
個人的には許容範囲♡ 大好きな新選組が、
映像の中でちゃんと実在していてとても感動✨
僕にとっても思い入れの強い作品と
なりました( ᵕ·̮ᵕ )♡


前半、武士に憧れ江戸でやんちゃをしていた
時代がポップに描かれ、

江戸から京都へ、浪士組から新選組へ、
となるにつれてそこはやはり時代背景と共に
近藤さんの雰囲気も表情も新選組の空気感も
ピリついてくる、悲哀が伴う流れに
なっていくのも、いい対比になっていて
良かったです( ᵕ·̮ᵕ )♡

何度でも観たくなる大好きな作品💕


・・・まぁ、でも長いから
そんなしょっちゅうは観れない作品😅💦
マッキー

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