マツタヤ

ウォーキング・デッド2のマツタヤのレビュー・感想・評価

ウォーキング・デッド2(2011年製作のドラマ)
4.0
それは寒いせいか両手を擦りながら部屋に入ってきたのだった。
それはゾンビではなく、我が家の末っ子の小学2年だった。おもむろにしゃべり出し、
末っ子「ねぇねぇ、あれなんて読むの?CMで今やってた、ダブルオーダブルオーダブルオーダブルオー、、、」
私(心の中で)いやダブルオーが多すぎだろ、、、
末っ子「ええっと、そうそう、ワウワウワ!ワウワウワで合ってる?」
私「うん!合ってる!(うん、合ってるってことにしよう、せめて今年のうちは!)」

はあ、こんなやり取りもそろそろ年末近い気持ちも穏やかな日常ならまだしも、ウォーキングデッドの舞台の中に突っ込まれたらガクブルもんだな!ほんと。

ドラマって最高だな!WOWOWといえば昔はツインピークスをいち早く独占で放送してたっけ。

そう、マツタヤはドラマを何よりも愛していた。独善的でキャリア志向の映画にはない魅力が、ドラマにはあった。ドラマは気軽で、安価で、民主的だった。もちろん出来の悪いものもあったが、最高のドラマはその他の芸術形態とくらべものにならない力で人びとを圧倒した。この上なくはっきりしているのは、完璧なドラマには誰であれ心を奪われることである。それには理由もいらなければ背景もいらない。そういう芸術形態はそれ以外にあっただろうか?

シングルとアルバムについての最近読んだ言葉が、そのままドラマと映画に置き換えたらこんな感じだった、いうなればパクりです。自分の語彙力では到底、、、

日が変わって私「ねえねえねえ、ワウワウワってどういう意味なんだろうね?」
末っ子「はあ?ワウワウでしょ!」
私「ガーーン!誰だほんとのこと教えたのはー!ショック!」
こうして2023年も暮れてゆくのであった、完
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