映画ケーン

ウォーキング・デッド2の映画ケーンのレビュー・感想・評価

ウォーキング・デッド2(2011年製作のドラマ)
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ちょっと詰まんなくなった。

ゾンビものの利点として、世界が終わるって事によってその人間の本来の姿が否応なく出てくるってところがある。例えば、ゾンビの起源の『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』はベトナム戦争、『ゾンビ』は消費社会、『死霊のえじき』はレーガン政権下のアメリカ、を象徴してたりする。
そして、そのゾンビ自体が映画として、エンタメとして面白いってところがある。

今作では前者があるんだけど、後者がなくて、まぁ、内容の掘り下げって意味では凄いんだけど、肝心のゾンビそのものによるエンタメ性が失われてて、全体的にウジウジ暗いし、観てて退屈。
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