ドクター・フー シーズン3のabsslgのネタバレレビュー・内容・結末

「ジョン・スミスの恋」から嘆きの天使が出てくる「ブリンク」まで特にめちゃめちゃ面白かったが、もやもやするところも結構あったな。「ジョン・スミス」は100年前の英国が舞台という枠組みがあるにしても、人種差別・階級差別がデフォルトになっているメインキャラクターたちを愛するのは難しい。マーサにとって、というだけでなくフリーマ・アジェマンにとって酷すぎでは？ていうかなんで彼女の名前がFilmarksのキャスト欄にないの？
最終回のマーサはかっこ良かった。
　あとクリスマス回、生き残るのが白人男性のみというのがエグすぎ。小人（宇宙人だけど役者は)、肥満の黒人夫婦、労働者階級の白人女性、という、何重かのマイノリティ性を持ったキャラクターが、主に他者のために犠牲になって死ぬ。生き残るのは全員白人男性。ナニコレ･･････
　それから、UtopiaのChanthoというキャラクター造形、どう考えても人種差別的じゃない？極東アジア人差別に見える。役者はアフリカ系というのがまた……

ジャック・ハークネスは良すぎる。それと「ブリンク」のキャリー・マリガン、光り輝いていた。すばらしい演技。