子ども向けのパペット番組で司会をしてるジムキャリーは国民的人気があって成功しているように思えるが、子を交通事故で失っていて、その喪失感を番組で表現することも許されず…という話。
映像も予想通り最高でその路線で淡々といけば高スコアだったかもしれないけど、あらゆる登場人物がヤリまくりで問題多すぎ！それで主題がよく分からなくなって…世間と自身とのギャップではなくて、世の中ほぼ全てクソです！ってこと…？

Youtubeで公開されているSeason1 - Episode1のみを鑑賞した。日本でもぜひ放映/DVD化希望な作品です。

主人公のJeff Picklesは日本でいう「歌のおにいさん」的立ち位置。自身のパペットショーを通して30年間、子供たちに愛され続けてきた。彼はテレビではいつも温かい笑顔で出迎えてくれる心の拠り所の存在を演じてきたが、実際の彼の私生活は崩れかかっていた。妻と離婚、そして1人の息子を失ってしまったのだ。

S1E1だけではこのくらいの情報量しか確認することができなかったが、ジム・キャリーはこのエピソードだけでも「歌のおにいさん/疲れ切った中年の男」という2役を見事に演じていて、導入としては文句なし。彼の番組の周辺スタッフも何やら黒い過去を持っていそうで、これからの展開がとても楽しみです。

うわあぁあああぁぁぁぁあぁ　野暮な言語化を憚ってしまうほどの圧倒的な映像体験　

セッティングとしては　国民的な人気を誇る子供向け番組製作スタジオを舞台に巻き起こるダークコメディ

まず、ミシェルゴンドリーはじめとする監督たちの作る映像の面白さが強烈！　誰が監督のエピソードでも、ゴンドリーへのリスペクトがこれでもか！と感じられてファンとして非常に嬉しい

素晴らしいキャスティングにも感服　全てのキャラクターが生きている　そして何より、ジェフAKA Mr.ピックル は、ジム・キャリーだからこそ成し得た大役　物凄い光と物凄い闇を同時に放っていて、彼無しにしてこの作品有らず　個人的には『Jim and Andy』の中のジムと強く通ずるところがあった

ストーリーのエグみの塩梅も好みだった　舞台が子供向け番組の時点でお気付きの方もいるだろうが、常にシニカル全振りなのである　逆に

シーズンⅡで打ち切りになったのが残念で仕方ない！　シーズンⅢが仮にあるとして、どこに終着点を置くか考えてしまう(楽しい)

現在、丁度一周が終わった段階なので　またいつか二周目する際には一話ずつコメントをしていきたい

日本での円盤化はもはやされておらず、配信もされていませんが、気になった人にはどうにか頑張って観てほしい　ここに辿り着いたなら多分好きだと思うんです

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