このレビューはネタバレを含みます
冒頭から始まるハンニバルとジャックの争うシーン。ジャックの首に硝子が刺さり血を吹き出す所から＿＿物語は12週間前に逆戻り。つまり13話の最後で1話冒頭に繋がる訳なんだけど、最後の13話目に余りに沢山の物語や、感情が詰め込まれてて何か…色々と苦しい。“それぞれの愛”が大きく出た気がする。そして全員どうなったのー！！？ビヴァリーの死で軽くショック受けたのにそれすら霞む程の怒涛の最後！
裁判中にウィルを助けようと、彼は無罪だと言い証言台に立つハンニバルだけど( 恐らくまだ色々楽しみたくて )裁判長が聞く耳持たず、上手く助けられないからもう殺しちゃえ！ってなって裁判長殺すの愛重すぎ(ﾉ∀`)
ウィルが檻の中で、ハンニバルの殺害を依頼するのと、後にハンニバルが自分の元患者にウィルを殺しに行かせるのと＿＿“これでチャラ”。独特な仲直り(？)方法…！
ウィルが自分側に来たと信じてたハンニバルだけど、途中でウィルが殺した筈の女性記者ラウンズの香りがウィルからした時、どんな気持ちだったのかな…。
最後、ウィルの事を置いていけなかったって言うハンニバルだけど、お腹切り裂いて抱き締めて……許すなんて。何もかもが純粋じゃないし何も許されないけど、興味や好奇心が友情になって、少なからず愛に変わった筈…！
あれだけ夜共にしたブルームが瀕死でも、ハンニバルは見向きもせず去って行ったし。そしてブルームはなんだかなぁって感じる女性だった。
最後の飛行機の場面、ハンニバルの横に座ってたのは彼の元精神科医だけど、あれはどう言う事！？
全体的に何処となく官能的で、愛と、生と、死と、が複雑に絡み合ってる感じ。料理は今回も変わらず美味しそうだった✨
